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坂の上の雲を見て想う [テレビ]

NHKで去年の暮れから放送されているスペシャルドラマ「坂の上の雲」を今年も見ていて、幕末から明治にかけて、欧米の列強に植民地支配されていくアジアの周辺の国々の現実をみて、国民あげて、貧しいながらも富国強兵の合い言葉の元に、勤勉に労働に励み、軍備を増強して、日本国としての独立を守り抜こうという決意を感じます。
太平洋戦争後の日本は、良くも悪くも、長らくアメリカの軍事力に頼り、軍事的に自衛(自立)するということを考えずにきたのだと感じる。東西冷戦下の世界のバランスの中では、そうした政策で、うまく経済成長を果たし、経済大国としての地位を得るに至ったが、21世紀に入った現在では、中国、ロシアといった国が、資源や高い経済成長を武器に、自国の主張をするようになってきている。
尖閣諸島や北方領土で起きている事態を踏まえると、これからの日本のあり方を真面目に考えないと、この国の将来は非常に危うく想えて仕方がない。少なくとも現政権を担当している政党においては、安全保障の基本理念が無いということが致命的であると想う。
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